白虎の愛に溺れ死に。




「…っあ、…やっ、ダメ…これ、」


「んー?エロくて良いじゃん。顔蕩けて可愛いことになってるよ?」


「あっ、出ちゃう、…も、やだぁ…奥…壊れる…っ、」



コアラのように匡の背中にしがみ付いて、生理的な涙を流しながら狂っていく。


そんな私を楽しそうに見下ろすビー玉のような瞳は、「可愛い、莉音。」と、独り言のように呟いてから私の唇を咥えた。



ねっとりと口内を犯す熱い舌に、篭った声が鼻から抜ける。


足を上げているからか子宮口が下に押され、先ほどよりもさらに強く感じる快楽。


湿った肌同士がぶつかり合う、バチュ…グチュ、という卑猥な性交音が理性を完全に分解し、果てのない快楽に先ほど以上に侵食されている。




また頭が真っ白になった。膝がガクガクと震え出して立っていられなくなった。




「…っ、…く、っ、ふ」




唸り声のような詰まった音と共にビクッと腰が震え、その直後、膝から崩れた私を分かっていたように力強く支えた匡。


貧血を起こしたように何も考えられず、匡にしがみ付いたままビクともしない私の太ももにツーと水分が伝う。



「ふふ、全身びしょ濡れだな?」


「……はぁ、はっ、誰の、せいよ…」


「ん?俺以外の選択肢あんの?」


「……ないよ。」


「ですよね。莉音さんを狂わせるのは昔から俺だけの役目ですからね?」


「…」



ここで敬語に戻るところが…本当にずるいと思う。


匡は、私が彼の敬語とタメ語のギャップに弱いということを十分に心得ている。


夫婦になってからも普段は敬語で接してくるのは、「今までの習慣で。」なんて笑っていたけれど、絶対に確信犯だ。

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