白虎の愛に溺れ死に。





…本当に、この男は狡くて卑怯で、どこまでも残酷な男だ。





彼を求めて秘部から流れ落ちた涙が、彼のモノを濡らしていく。



…これが、私への仕返しなのだ。匡から与えられる愛情を“ヤりたいだけ”だなんて陳腐な言葉で貶した私への。





ゆったりとした速度でお尻に圧をかけてくる匡の腰元。先ほどまでの強い刺激を連想させるような…そんな動き。



すでに抜かれた指は、外側から子宮のあたりを摩るから、直接的な刺激は何一つ与えられていないというのに、口から卑猥な声が漏れ出てしまう。




「…きょ、匡…ごめんなさ、い、」


「だから、謝らなくていいって。もう風呂入って寝よっか?」


「ぅうん、…やだ、ごめんなさい、」


「んー、やだぁ?莉音が俺をヤりたいだけの男って言ったのに、言うこと聞いてセックス辞めたらそれも嫌?ははっ、相当自分勝手じゃん?」


「……っ、」




一応、分かっていたつもりなのに、私はちゃんとは理解していなかったらしい。


“氷の白虎”と呼ばれる虎城匡という男を怒らせると、陰湿で容赦のない仕返しが待っている。


そんな噂は耳にしていたけれど、私の前ではいつも優しくて甘いから、若干人ごとだと思っていたのだ。



でも今…匡は怒らせるとこんなに怖いのか、と身を持って実感している。
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