白虎の愛に溺れ死に。
もうすでに頭のネジが何本も抜けてしまっている私は、生理的な涙で濡れる虚な瞳と涎まみれの半開きの唇を隠す余裕もなく、
まるで匡の奴隷の如く、「はい…、」と言われるがままに振り向いた。
「…はは、イッてんね?…クソほど可愛い。」
「…好き、好き…匡、好き…」
「んー?大好きじゃなくて?」
「大好き」
「愛してる、は?」
「あいしてる」
機械みたいに復唱する私を愛おしそうにくすりと微笑んだ彼は、「良くできました。」なんて頬をツンっと指先で突いて、私に覆い被さるように体を倒した。
「お利口な莉音ちゃんにはご褒美あげなきゃな?」
「…へ?」
「…最高に…気持ちいいご褒美」
「…?……っ、あっ、ひゃぁあ、」
今の今まで浅い場所にある快楽ポイントを丁寧になぞっていたというのに…ドチュドチュと再び激しい音を立てて、最奥を攻め立てられて、思わずガクッと膝が抜ける。
「おっと、…」と笑いの混じる声を出しながら、私の下腹部に手を回した彼は、そこをグッと圧迫し、ただでさえぎゅうぎゅうの中がさらに狭くなり感度が増してしまう。
「こうすれば、莉音の好きな浅いとこにも一番奥にも当たるだろ?」
「…っ、く、ぁ、あ゛」
「こんなに嫁想いで…優しい旦那、世界中どこ探してもいないよ?」
意地悪な声色に、返す余裕なんて到底なかった。
言語を失った獣のように呻き声を上げるだけ。
とっくに枯れてしまった喉から溢れるのは「好き」「好き」と狂ったように繰り返される言葉にならない呼吸音だけ。