白虎の愛に溺れ死に。



片手で胸を揉み上げながら、利き手を下らせていく。


水の中でもよく分かる滑りけを確認し、そこに中指を回し入れれば待っていましたとばかりに彼女の膣内は俺を受け入れ、指だというのに子種を搾り取ろうと蠢いてくる。


あーがめついなぁ。こんなに愛らしいのに、すっごい女じゃん。この間まで制服着てたくせに。時間の流れって早すぎる。


最初は固く閉ざされていたここを解したのも俺。
慣らしたのも、もっとよく深く育てたのも…世界中にたった一人、俺だけ。


その優越感が今の俺を成り立たせている。


もし仮に。俺を選ばず他の男のものになる莉音の人生があったとすれば…多分俺は完全に死んでる。


莉音が俺の生きる意味で。莉音が俺の死ぬ意味だから。


なあ、莉音。俺の命はお前にかかってるって…知らなくていいけど、それくらいお前のこと愛してるってことだけ伝わってほしい。



「…あっ、匡…、気持ちいい、イッちゃ…ぁ、」


「可愛い。…外がいい?中だけで頑張る?」


「中、中…飛んじゃいそう…あっ、あ」


莉音の好きな場所をトントンと規則的に突き続ければ、とろんと目尻が垂れて声の甘さが増してきた。


スピードを上げて押し上げるように奥に振動を与えると、短い嬌声を上げながら度々意識が飛んだように白目を剥く莉音。


そんな顔さえ愛おしいんだから、もう何をしたって莉音が可愛い。全て、何があったって受け入れられる。



「…あっ、匡、…きょ、…あぁ…!」



ぴゅっと舞って、水面に落ちた飛沫。


「ふっ、水鉄砲みたい」と笑ったが、「匡抱っこ」と俺の言葉を無視した赤ん坊が俺に向かって腕を伸ばしていたので仰せのままに。


抱きかかえて背中をさする。
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