白虎の愛に溺れ死に。
即座に言うことを聞き入れ、しっかりと繋がりを切らないまま彼女の体をぐるりと回した。
「これでいいですか、お嬢様?」
「ん、ありがと…」
「…」
フワッと幸せそうに笑った彼女は天使すぎて、この笑顔を一生守ることを即座に誓った。
「…莉音、…ちょっと可愛すぎてずるいよ?」
「っ、匡、好き。大好き。カッコいい…」
「あー…もう、…ちょっと黙ってて?」
「…んうう、」
完全に呆けている莉音は目をハートにして俺を見てくるからまいる。
俺はこんな卑しい人間だというのに…莉音は真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐ俺を愛してくれるから、逆に申し訳ない。
俺は莉音が思っているほどかっこいい人間じゃない。
ただ好きな女と一緒にいる道を探し続けた打算的でダサい男だ、俺なんか。
でもそんな俺を無条件で慕ってくれる莉音がいるからこそ…俺は強くなれる。莉音を守れる男になりたいと強く思える。
「莉音…ん、…愛してる」
「…きょ、…ぅ、匡、私も。あっ、」
莉音の足を肩にかけ、前傾姿勢で腰を振る。
激しくキスを交わしながら、ここが外であることも忘れて思い切り性器を擦り合わせ…
「…っ、りお、…ん、」
「匡、…あっ、」
水と入り混じる彼女の中に…白濁の水分が吐き出された。
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「匡…、プール入ってるのに、汗かいた…」
「じゃ、一緒にお風呂入ろっか?」
「…一緒に?……変なこと、しない?」
「…さあ?俺は莉音さんの従順な下僕ですから?莉音さんが今の一回で足りた、って言うなら体温めるだけにしようかな?」
「私任せ…ずるい。」
「仰せのままに?お嬢様」
「…」
「お風呂だけじゃ体…温まらない。…匡が…温めなさい!」
「…ふっ、承知しました。莉音さん?」
ーendー