悪徳転生公女の他国王太子妃生存計画~それでも王太子を愛してしまいました
性格、悪っ。
ってか、病んでる…。

転生してすぐ、脳内で本来のオフィーリアの魂から『あとはよろしく』と言われた後、大量に流れ込んできたオフィーリアの今までの人生の記憶から彼女がいかに精神をも病んでいたかがわかった。
それはおそらく小さいころから体が弱く、ほとんど屋敷を出る事もせず、ふつうの令嬢のように生活できていないことが原因だろう。
身体が弱いからと両親はオフィーリアを甘やかし、好き勝手させていたからなおのこと彼女はわがままで手の付けられない令嬢となっていった。
さらに、マウザナイト王国の筆頭公爵家の公女であり、加えてこの美貌。
我がままにならないほうがおかしいかもしれない。

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