天涯孤独となったはずなのに幸せに溢れています
「茉莉花? 大丈夫か?」
「う……ん。大丈夫」
「やめるか?」
「ううん。このままでいて。私も啓介さんを愛してる」
私の言葉に中で彼が反応したのががわかった。ズンとより深く進み始め、その圧力に身体を捩らすとようやく進み終わったようだ。お腹の奥に彼がいるのを感じ、胸が苦しくて涙が出た。
「茉莉花?」
「大丈夫なの。啓介さんを今まで以上に近くに感じる。それが嬉しくて苦しい」
うまく表現ができないが、彼と繋がれたことを幸せに思っていると伝えられずもどかしい。
彼は流れる私の涙の意味を感じ取ってくれ、親指で目元を拭う。それでも治らず舐め取ってくれた。
しばらく動かずにいてくれたが、私が落ち着いてきたのを見て少しだけ動き始めた。
「動いても大丈夫そうか? 今日はここまでにしておこうか?」
ここで止めるのは彼にとって辛くはないの?
私のことばかり優先してくれ、彼は自分の気持ちを抑えてこんでばかり。
私だって彼に幸せを感じてほしい。
「大丈夫だから最後までして。私だって啓介さんに幸せな気持ちになってほしい」
「今でも充分幸せだよ。俺の腕の中に茉莉花がいてくれるだけで安心する」
そう言ってくれるが私の気持ちが届いたのか、彼はゆっくりと動き始めた。
中を上下と揺さぶられ、そのたびに私の声は漏れ出てしまう。
段々に動きが速くなると今までよりも奥に刺激が伝わってきて痛みよりも疼いてくる感覚が強い。
どうしたらいいの?
彼を見つめると熱を帯びた目で私を見つめ返してくれる。
私の伸ばした手に身体を近づけ、肌の密着を高めると彼も小さく声を上げた。
うっ……。
果てた彼はパタンと私の胸の上に頭置いた。
彼が愛おしくて、何度も頭を撫でていると彼も私の胸をいじっていた。
「茉莉花、すごく可愛かった。どうしたらいいかわからなくなった。辛くなかったか?」
「大丈夫。啓介さんはすごく優しかった。でも恥ずかしい。初めてだからうまくできなくてごめんなさい」
髪の毛を撫でながら謝ると彼は顔を上げ、私を見つめてきた。
「謝ることなんてひとつもない。茉莉花は可愛すぎるよ」
彼は私の中からするりと抜けると急に圧が無くなったが密着がなくなり寂しくなった。
彼もそれを感じてか、私の元に近寄り腕枕をしてくれた。
彼の胸元に収まると私の胸はぎゅっと締め付けられ、彼に手を回すと抱きついた。
「啓介さん」
小さな声で私が彼の名前を呼ぶと、頭にキスを落とされた。
「私、今すごく幸せ。怖かったけど、啓介さんがすごく近くに感じられて嬉しい」
「ん……。俺もだよ。腕の中にこうしているのをどれだけ想像したか。でも現実は比にならないほどに嬉しかったよ」
私の頭を撫でてくれる優しくて大きな手に安心感を覚え、私は眠りに落ちた。
「う……ん。大丈夫」
「やめるか?」
「ううん。このままでいて。私も啓介さんを愛してる」
私の言葉に中で彼が反応したのががわかった。ズンとより深く進み始め、その圧力に身体を捩らすとようやく進み終わったようだ。お腹の奥に彼がいるのを感じ、胸が苦しくて涙が出た。
「茉莉花?」
「大丈夫なの。啓介さんを今まで以上に近くに感じる。それが嬉しくて苦しい」
うまく表現ができないが、彼と繋がれたことを幸せに思っていると伝えられずもどかしい。
彼は流れる私の涙の意味を感じ取ってくれ、親指で目元を拭う。それでも治らず舐め取ってくれた。
しばらく動かずにいてくれたが、私が落ち着いてきたのを見て少しだけ動き始めた。
「動いても大丈夫そうか? 今日はここまでにしておこうか?」
ここで止めるのは彼にとって辛くはないの?
私のことばかり優先してくれ、彼は自分の気持ちを抑えてこんでばかり。
私だって彼に幸せを感じてほしい。
「大丈夫だから最後までして。私だって啓介さんに幸せな気持ちになってほしい」
「今でも充分幸せだよ。俺の腕の中に茉莉花がいてくれるだけで安心する」
そう言ってくれるが私の気持ちが届いたのか、彼はゆっくりと動き始めた。
中を上下と揺さぶられ、そのたびに私の声は漏れ出てしまう。
段々に動きが速くなると今までよりも奥に刺激が伝わってきて痛みよりも疼いてくる感覚が強い。
どうしたらいいの?
彼を見つめると熱を帯びた目で私を見つめ返してくれる。
私の伸ばした手に身体を近づけ、肌の密着を高めると彼も小さく声を上げた。
うっ……。
果てた彼はパタンと私の胸の上に頭置いた。
彼が愛おしくて、何度も頭を撫でていると彼も私の胸をいじっていた。
「茉莉花、すごく可愛かった。どうしたらいいかわからなくなった。辛くなかったか?」
「大丈夫。啓介さんはすごく優しかった。でも恥ずかしい。初めてだからうまくできなくてごめんなさい」
髪の毛を撫でながら謝ると彼は顔を上げ、私を見つめてきた。
「謝ることなんてひとつもない。茉莉花は可愛すぎるよ」
彼は私の中からするりと抜けると急に圧が無くなったが密着がなくなり寂しくなった。
彼もそれを感じてか、私の元に近寄り腕枕をしてくれた。
彼の胸元に収まると私の胸はぎゅっと締め付けられ、彼に手を回すと抱きついた。
「啓介さん」
小さな声で私が彼の名前を呼ぶと、頭にキスを落とされた。
「私、今すごく幸せ。怖かったけど、啓介さんがすごく近くに感じられて嬉しい」
「ん……。俺もだよ。腕の中にこうしているのをどれだけ想像したか。でも現実は比にならないほどに嬉しかったよ」
私の頭を撫でてくれる優しくて大きな手に安心感を覚え、私は眠りに落ちた。