❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
「明日も来て」

「はい、あのう、祐志さんは大丈夫ですか」

私は祐志さんの怪我が心配だった。

祐志さんは「大丈夫」と答えてくれた。

「まゆ、今日は夕飯外で済ますから、支度しなくていいからな」

「はい」

私は祐志さんの許嫁だと言うことは、病院の人達はみんなが知っていた。

診察室を出て帰ろうとした時、診察室にバッグを忘れたことに気づいて、

診察室に戻ろうと、ドアの前まで行った。

その時、祐志さんと看護師さんの話し声が聞こえてきた。

「先生、素敵な婚約者の方ですね、いつ結婚なさるんですか」

「結婚するかわからない」

祐志さんの言葉に、昨夜のことを思い出した。

「俺が飽きたら解放してやる」

私、もう飽きられちゃったの。

何も考えられなかった。

ガタンとドアにぶつかって、祐志さんと目が合った。

私は慌ててその場を後にした。

「まゆ、待て、まゆ」

俺は戸惑った。

今の言葉を聞かれたのか。

聞かれて何か不都合はないだろう、なんで俺は慌ててるんだ。

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