❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
知り合った時は、すでに外科医服部祐志だったんだろう。

でも、まゆは奴の正体を知っていた。

元極道でしかも服部祐志として、他人の人生を歩んでいる男を

どうしてわざわざ選んだのだろう。

実は、仁は昔、堅気の娘に恋をした。

極道であることを隠した。

その娘は仁の子供を身籠った。

しかし、幸せは仁に背中を向けた。

その娘は仁が極道であることを知り、自殺を図った。

子供ごと自分の身もこの世から抹殺した。

極道の子供を生みたくない、極道者を愛した自分が許せないと……

ちょうど、まゆと同じくらいのお腹を抱えての自殺だった。

俺はシャワーを浴びて、タバコをふかした。

「なんで、まゆのことばかり考えてるんだ、俺は」

その頃、まゆは祐志に黙っていようと考えていたが、管理人さんが帰宅した祐志に

事情を話してしまった。

「まゆ、大丈夫か」

「えっ」

「管理人さんから聞いたよ、説明してくれ」

管理人さんが喋ったんだ。

私は仕方なく、話し始めた。

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