❤️俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
自分が佐伯組組長を襲名することになりました、結城丈二と申します」

「佐伯前組長とはどのような関係かな」

「特に関係はありません」

「そうか」

そこにドアがノックされて、女性がコーヒーを運んでくれた。

「どうぞ」

俺はこの声に愕然とした。

まゆ。

俺はゆっくり顔を上げた。

落ち着け、顔を変えてるんだからわからない。

でもじっと見つめてしまった。

「結城さん、この娘は堅気なので、惚れてもらっちゃ困るな」

俺は完全に狼狽えた。

しかも、まゆはじっと俺を見てる。

「そうですか、それは残念です」

俺は早々に退散することにした。

「では、失礼致します」

門を出て、車に乗り込もうとした時、まゆが声をかけてきた。

「結城さん」

俺は振り向いた。

「工藤組長が皆さんで召し上がってくださいとのことです」

そう言って、菓子折りを俺に手渡した。

「ありがとうございます、では」

俺が車に乗り込もうとした時、また、まゆが声をかけた。

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