お転婆姫は命がけ。兄を訪ねて三千里!
「あんた、律儀な女だな」
カルヴァドスは、アイリーンを愛しげに見上げながら答えた。
「でも、金はこの先もいるだろ? 船長は俺の恋人だから船に乗せてはくれるが、仕事をしたところで給金なんて払っては貰えない。手持ちに幾らあるのか知らないが、タリアレーナに着いてからも金は要るだろ? だから、大切にとっておいた方が良い」
「でも・・・・・・」
カルヴァドスの言うことはもっともだったので、アイリーンは言葉に詰まった。
「じゃあ、一緒に寝るってのはどうだ?」
「えっ?」
アイリーンは、思わず声を上げた。
「レディは安全のために窓側、俺はドアー側に横になる。お互い背中を向けて寝る。そうすれば、俺が宿代を払っても問題はないだろう?」
カルヴァドスの提案にアイリーンは何と答えて良いかわからず沈黙した。
「レディ相手にする話じゃないけど、別に俺は女には困ってない。その気のない女や嫌がる女を無理矢理抱くような不粋なことはしない。だから、貞操の心配してるんなら、余計な心配だぜ」
「では、ただ、一緒に横になるだけだと?」
アイリーンは確認するように尋ねた。
「当たり前だ。明日は出航だから、出来たら、俺もゆっくりベッドで寝ておきたいしな」
「わかりました。では、それなら・・・・・・」
アイリーンはカルヴァドスの提案を受け入れることにした。
「俺は、下の酒場で馴染みの女達と少し酒を飲んでくる。夕食が届く頃には戻ってくるから、それまでは好きにしていて良いぞ」
カルヴァドスは言うと、アイリーンを独り残して部屋から出ていった。
アイリーンは大きな溜息をつくと、狭い部屋を見渡した。
さすがに、この狭い空間に二人でいるのは息が詰まるし、距離が近すぎて、どうして良いか分からなくなる。
アイリーンは大きな伸びをすると、スカーフで髪をまとめ堅いベッドに横になってみた。
カルヴァドスは、アイリーンを愛しげに見上げながら答えた。
「でも、金はこの先もいるだろ? 船長は俺の恋人だから船に乗せてはくれるが、仕事をしたところで給金なんて払っては貰えない。手持ちに幾らあるのか知らないが、タリアレーナに着いてからも金は要るだろ? だから、大切にとっておいた方が良い」
「でも・・・・・・」
カルヴァドスの言うことはもっともだったので、アイリーンは言葉に詰まった。
「じゃあ、一緒に寝るってのはどうだ?」
「えっ?」
アイリーンは、思わず声を上げた。
「レディは安全のために窓側、俺はドアー側に横になる。お互い背中を向けて寝る。そうすれば、俺が宿代を払っても問題はないだろう?」
カルヴァドスの提案にアイリーンは何と答えて良いかわからず沈黙した。
「レディ相手にする話じゃないけど、別に俺は女には困ってない。その気のない女や嫌がる女を無理矢理抱くような不粋なことはしない。だから、貞操の心配してるんなら、余計な心配だぜ」
「では、ただ、一緒に横になるだけだと?」
アイリーンは確認するように尋ねた。
「当たり前だ。明日は出航だから、出来たら、俺もゆっくりベッドで寝ておきたいしな」
「わかりました。では、それなら・・・・・・」
アイリーンはカルヴァドスの提案を受け入れることにした。
「俺は、下の酒場で馴染みの女達と少し酒を飲んでくる。夕食が届く頃には戻ってくるから、それまでは好きにしていて良いぞ」
カルヴァドスは言うと、アイリーンを独り残して部屋から出ていった。
アイリーンは大きな溜息をつくと、狭い部屋を見渡した。
さすがに、この狭い空間に二人でいるのは息が詰まるし、距離が近すぎて、どうして良いか分からなくなる。
アイリーンは大きな伸びをすると、スカーフで髪をまとめ堅いベッドに横になってみた。