悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
ヒロインに心変わりする可能性だってあるかもしれない。
ダリルから逃れるチャンスだってまだあるかもしれない。
「……その代わり、此方も条件をいいですか?」
ダリルの言葉にピクリと肩を揺らした。
まさか逆に条件を出されるとは思っていなかったからだ。
ゴクリと唾を飲み込んだ後、問いかける為に恐る恐る口を開いた。
「な、何でしょうか……」
「互いに、卒業パーティーまでは婚約者は作らないようにしましょう」
「え……?」
ダリルの視線は明らかにデュランの方向を向いている。
デュランを牽制しているようだが、彼はそんな視線を嘲笑うように軽く躱していた。
けれどお互い婚約者を作らないという事は、万が一の逃げ場も作れないという事だ。
それにダリルはいいかもしれないが、トリニティは完全に行き遅れるではないか。
(なんて恐ろしい子……! 一瞬で逃げ道を塞いでくるなんて)
ダリルから逃れるチャンスだってまだあるかもしれない。
「……その代わり、此方も条件をいいですか?」
ダリルの言葉にピクリと肩を揺らした。
まさか逆に条件を出されるとは思っていなかったからだ。
ゴクリと唾を飲み込んだ後、問いかける為に恐る恐る口を開いた。
「な、何でしょうか……」
「互いに、卒業パーティーまでは婚約者は作らないようにしましょう」
「え……?」
ダリルの視線は明らかにデュランの方向を向いている。
デュランを牽制しているようだが、彼はそんな視線を嘲笑うように軽く躱していた。
けれどお互い婚約者を作らないという事は、万が一の逃げ場も作れないという事だ。
それにダリルはいいかもしれないが、トリニティは完全に行き遅れるではないか。
(なんて恐ろしい子……! 一瞬で逃げ道を塞いでくるなんて)