悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
自分優位に立ち回ろうとすると、一瞬で目の前に立ち塞がるダリル。
ダリルの恐ろしい一面と、トリニティへの執着も理解した。
まだまだ子供だと思って甘く見ていたが大人顔負けの頭の回転の早さである。
(ゲームのダリルはこんなに頭が良いキャラじゃなかったのに……!)
「始めに言っておきますが、僕は何があっても心変わりすることはありませんから」
「そ、そんなの……! 未来の事なんて誰にも分からないわ」
「僕には分かりますよ」
「…………っ」
さりげなく逃げ道を塞いでくるように攻めてくるダリルに防戦一方である。
まさか逆に条件を提示されるとは思わずに心の中では狼狽えていた。
此方が先に条件を出した手前、引くに引けなかった。
しかし、表情だけは動揺を見せないようになんとか取り繕う。
「わたくしは……」
『目指せモブ』
そう決意してから、毎日努力してきた。
何の強制力なのか、形は違えどダリルの婚約者に収まろうとしている悲しい現実。
けれど、もし学園でダリルとヒロインと結ばれて婚約破棄した場合はどうなるのだろう。
向こうは立場が上で此方が捨てられてしまえば訳あり令嬢としてのレッテルが張られて、今までの努力が水の泡だ。
ダリルの恐ろしい一面と、トリニティへの執着も理解した。
まだまだ子供だと思って甘く見ていたが大人顔負けの頭の回転の早さである。
(ゲームのダリルはこんなに頭が良いキャラじゃなかったのに……!)
「始めに言っておきますが、僕は何があっても心変わりすることはありませんから」
「そ、そんなの……! 未来の事なんて誰にも分からないわ」
「僕には分かりますよ」
「…………っ」
さりげなく逃げ道を塞いでくるように攻めてくるダリルに防戦一方である。
まさか逆に条件を提示されるとは思わずに心の中では狼狽えていた。
此方が先に条件を出した手前、引くに引けなかった。
しかし、表情だけは動揺を見せないようになんとか取り繕う。
「わたくしは……」
『目指せモブ』
そう決意してから、毎日努力してきた。
何の強制力なのか、形は違えどダリルの婚約者に収まろうとしている悲しい現実。
けれど、もし学園でダリルとヒロインと結ばれて婚約破棄した場合はどうなるのだろう。
向こうは立場が上で此方が捨てられてしまえば訳あり令嬢としてのレッテルが張られて、今までの努力が水の泡だ。