悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
「はぁ…………宜しいでしょうか?」
「な、なんだ!」
「マロリー様が直近で教科書を破られたのはいつですか?」
「確か、昨日の中休みだと……」
「わたくし、移動教室な だったので音楽室におりました」
「その前にやったんだろうッ!?」
「先生、よく考えて下さいませ。Aクラスのわたくしが、マロリー様のFクラスを往復する為にどれだけ時間を要するかご存知ですか?」
AクラスとFクラスは一番離れている。
貴族の学校だけあり、無駄に規模もでかい建物では歩いていくだけで結構な時間が掛かってしまう。
中休みにFクラスに出向いて教科書を破り、音楽室に行くことはどんなに頑張っても不可能。絶対に間に合わないだろう。
「それに仮に教科書を破ったとして、わたくしがしたという目撃者がいまして?」
「も、目撃者なら……」
「自分で言うのも何ですが、わたくし……とても目立ちますの」
「「……」」
「何故、目撃者も物的証拠もなく、わたくしを責められるのでしょう?」
「それは、マロリーが……っ」
「マロリー様に懸想するのは結構ですが、わたくしを巻き込むのはやめて下さいませ」
「け、けれど、お前はマロリーを……っ!」
「わたくしはあんな小蝿に付き合ってる暇なんてありませんわ。少し頭を冷やして良く周りをみた方がいいのでは?……でないと、学園での居場所が無くなりますわよ?」
声低く問いかけると、教師達の肩がピクリと揺れ動く。
「な、なんだ!」
「マロリー様が直近で教科書を破られたのはいつですか?」
「確か、昨日の中休みだと……」
「わたくし、移動教室な だったので音楽室におりました」
「その前にやったんだろうッ!?」
「先生、よく考えて下さいませ。Aクラスのわたくしが、マロリー様のFクラスを往復する為にどれだけ時間を要するかご存知ですか?」
AクラスとFクラスは一番離れている。
貴族の学校だけあり、無駄に規模もでかい建物では歩いていくだけで結構な時間が掛かってしまう。
中休みにFクラスに出向いて教科書を破り、音楽室に行くことはどんなに頑張っても不可能。絶対に間に合わないだろう。
「それに仮に教科書を破ったとして、わたくしがしたという目撃者がいまして?」
「も、目撃者なら……」
「自分で言うのも何ですが、わたくし……とても目立ちますの」
「「……」」
「何故、目撃者も物的証拠もなく、わたくしを責められるのでしょう?」
「それは、マロリーが……っ」
「マロリー様に懸想するのは結構ですが、わたくしを巻き込むのはやめて下さいませ」
「け、けれど、お前はマロリーを……っ!」
「わたくしはあんな小蝿に付き合ってる暇なんてありませんわ。少し頭を冷やして良く周りをみた方がいいのでは?……でないと、学園での居場所が無くなりますわよ?」
声低く問いかけると、教師達の肩がピクリと揺れ動く。