悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
「わたくしは裏を見て回るから、デュランはあっちをお願い」
「分かった……気をつけろよ」
「勿論」
ローラを探しに校舎の裏を走った。
(人気がなくて、マロリーが考えつきそうな場所ってこの辺のはず!)
そこには予想通り、複数の御令嬢とマロリーが壁で誰かを囲んでいる後ろ姿ーー。
「ちょっと貴女達! もうすぐ授業が始まるわよ!?」
後ろから大きな声で問いかけると、鬼のような形相をした令嬢たちが一斉に振り返る。
姿を見て、焦った様子で急いで顔を伏せた。
「トリニティ様だわ」
「はっ、トリニティ様よ!!」
そんな声が聞こえた途端、蜘蛛の子を散らすように令嬢達が去っていく。
しかしマロリーだけは堂々と悪びれもせず、その場に残って立っている。
最近、絡んでこなくなったマロリーは、どうやら次の狙いを定めたようだ。
コンラッドやダリルと同じクラスで、生徒会候補にもなっているローラは元平民だ。
そうなれば、当然妬みや嫉みも受けることもあるだろう。
マロリーのターゲットは『トリニティ』ではなく『ローラ』に移ってしまったようだ。
「分かった……気をつけろよ」
「勿論」
ローラを探しに校舎の裏を走った。
(人気がなくて、マロリーが考えつきそうな場所ってこの辺のはず!)
そこには予想通り、複数の御令嬢とマロリーが壁で誰かを囲んでいる後ろ姿ーー。
「ちょっと貴女達! もうすぐ授業が始まるわよ!?」
後ろから大きな声で問いかけると、鬼のような形相をした令嬢たちが一斉に振り返る。
姿を見て、焦った様子で急いで顔を伏せた。
「トリニティ様だわ」
「はっ、トリニティ様よ!!」
そんな声が聞こえた途端、蜘蛛の子を散らすように令嬢達が去っていく。
しかしマロリーだけは堂々と悪びれもせず、その場に残って立っている。
最近、絡んでこなくなったマロリーは、どうやら次の狙いを定めたようだ。
コンラッドやダリルと同じクラスで、生徒会候補にもなっているローラは元平民だ。
そうなれば、当然妬みや嫉みも受けることもあるだろう。
マロリーのターゲットは『トリニティ』ではなく『ローラ』に移ってしまったようだ。