悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
その後もケリーと『ずっと一緒に居よう』と約束したのだが、そうなるのかどうかは分からない。
寂しさを感じながらもケリーの豊満な胸に埋まって窒息しそうになっていた。

「ーーゲリー、ぐるじい」
「きゃああ! お嬢様、トリニティお嬢様あぁあ!!」


ーーーそして誕生日会、当日を迎えた。


「ケリー……貴女、また腕を上げたんじゃない?」
「うふふ~! ケリーはお嬢様の為に頑張っちゃいました」

鏡に映る自分の姿に感動していた。
あまりにも『トリニティ』が可愛すぎたからだ。
(なんて恐ろしいの……! ケリーマジックだわ!)
勿論、ダリルにプレゼントされたドレスを纏って準備を進めている訳だが、あの日からケーキ絶ちをして体型を絞り、肌も努力のお陰でうるうる艶々で完璧なコンディションで今日という日を迎えていた。
髪も香油で毎日整えて、天使の輪っかが見えるほどに輝いている。
何故こんなにも気合いが入っているのかと言えば……。

「これで婚活はバッチリね! 会場の視線を釘付けにするのよ!」

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