【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜


 結局十五分悩んだ末、旬のフルーツをたくさん使ったフルーツタルトをワンホール買ってもらった。

「ありがとう」

「お前、ケーキ悩みすぎだろ」

 と千歳は言うけど、ケーキの種類がいっぱいありすぎて悩むのは当たり前だ。

「だって美味しそうなのいっぱいあったし、どれも目移りしちゃったんだから、仕方ないじゃない」

 チーズケーキも美味しそうだったし、どれも良さそうだった。

「確かに美味そうだったよな、どれも」

「うん。選ぶの大変だったよ」

 最終的にフルーツ大好きだからフルーツタルトにしたけど、楽しみだ。 早く帰って食べたい。

「だいぶ満足そうだな」

「うん、美味しいお肉も食べられたしね。大満足よ」

 バースデーサービスは、なんとお肉が一皿無料だった。嬉しいことに、大好きなカルビで。
 美味しい焼肉を食べると、人は幸せなのだと気付いた。 あのハラミも、タン塩も全部美味しかった。

「ハラミ美味かったよな」

「うん、柔らかくて美味しかったね」

 ハラミは特に大好きだから、食べられて嬉しかった。あれは上質なハラミだった。

「良かったな。幸せそうだし」

「もちろん、とても幸せだよ」

 これも全部、千歳のおかげだ。
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