【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜
「ありがとう」
ケーキワンホール食べれるとか、幸せだなと思っていると、千歳は「せっかくだから、なんか美味いものでも食べに行くか」と誘ってくれた。
「なんか食いたいもの、あるか?」
スマホの画面をスクロールしながら、千歳は私に聞いてくる。
「えー、そうだな……。」
せっかくだから、お肉が食べたい。
「お肉が食べたい。焼肉とか」
「焼肉か。たまにはいいかもな」
スマホでここから近い焼肉屋さんを検索しながら、千歳は「どれも美味そうだな」と呟いている。
「ここの焼肉屋、美味しいらしいよね」
「そうみたいだな。誕生日の月はバースデーサービスやってるみたいだし、ここいいんじゃね?」
へぇ、バースデーサービスなんてやってくれるんだ。すごいな。
「ね、ここ行きたいかも」
「じゃあここに行くか。 よし、早速出かける準備するか」
「うん」
そうして美味しい焼肉を食べに連れてってくれた千歳に、私は今日と言う日を感謝した。
ランチに美味しいお肉を食べた後は、美味しいと評判のケーキ屋に二人で立ち寄った。
ショーケースの前でどのケーキがいいか選んでいる私の背中を見て、千歳はなんだか嬉しそうに笑っていた。