【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜


「違う」 

 うわ、あっさり否定するし……! 絶対そうでしょ、そうなのに!

「……千歳のウソつき」
 
 私のその言葉を千歳は見逃さなかったのか、私の身体を再びガッシリと引き寄せてくる。

「ちょっ、なに!?」

「お前いちいちムカつくな」

「そ、それは私のセリフ……んんっ」

 それは私のセリフだと言おうとしたのに、千歳は私の唇を再び奪ってくる。

「んふぅ……んっ」

 千歳はそのまま私を、ベッドの上に押し倒す。

「ちょっと……」

 ベッドの上に押し倒され組み敷かれた私は、千歳に上から見つめられてしまう。

「ね、ちょっと……私も、シャワー……」

 シャワー浴びたいと言おうとしたのに、千歳はそれを許してくれない。

「っ……待って、千歳……」

 私の部屋着の中に手を入れてくる千歳を阻止しようとする私であったが、千歳はその手を緩めようとはしない。

「待たない」

「っ、なんで……」

 どうして、そうやっで男゙を出すの? まるで千歳は、私を゙女゙として扱ってる。

「お前さ、俺のこと煽ってるって分かってる?」

「はっ?」

 あ、煽ってるってなに!? そんなつもりないのに!

「それって、俺に抱いてくれって言ってるようなものだろ」
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