婚約破棄したい影の令嬢は
「君は俺の前に舞い降りた幸運の妖精だ‥!ティファニーと呼んでもいいかい?」

「勿論ですわ!嬉しい‥」

「ティファニー、君ともっと早く出会えていたら‥!」

「あぁ、フィリップ様ぁ‥」


ペラペラと薄っぺらい言葉を並べるフィリップに嬉しそうに頬を染めるティファニー。
どうやら輝く未来に向けて楽しそうである。


「ねぇ‥フィリップ様」

「なんだい?ティファニー」

「フィリップ様って‥アルフレッド殿下とは親しいのかしら」

「え‥あぁ、アルフレッドとなら何度か‥‥同じクラスだしな」

「まぁ‥!それは素晴らしいわ」

「え‥?」

「フィリップ様はアルフレッド殿下とお知り合いなんて、将来有望なのですね!」

「そ、そうかい‥?」

「えぇ‥間違いなく!今度、紹介してくださらない‥?」

「ああ‥機会があればな」
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