婚約破棄したい影の令嬢は
けれど国が大きくなるにつれて、幸運の妖精アイネの存在を巡って争いが起きた。

アイネの姿はずっと変わらない。
それにアイネの美しすぎる容姿は全てを惑わした。

周囲にそれがバレるのに時間は掛からなかった。
このままではいけないと思った時には、もう遅かった。
アイネは、やっと皆が言っていた言葉の意味を理解したのだ。

泣き続けるアイネをフィルズは懸命に励ました。
アイネはこのままではいけないと思い、フィルズの元を去る決意をする。

けれど、そんなアイネをフィルズは閉じ込めた。

フィルズはアイネを守るためなら、どんな事でもやった。
アイネを巡って沢山の血が流れた。
徐々に愛に狂っていくフィルズを見ながらアイネは涙を流した。
フィルズの愛情と執着は、周囲が止められない程に異常だった。

アイネにはフィルズがこれ以上、悪く言われる事は耐えられなかった。

そして、アイネはフィルズに魔法を掛ける事にした。
それは禁断の魔法‥アイネとの記憶を封じることだった。
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