最愛のプリンセス



また私は夜の道を1人歩いた。



青髪くんちゃんと帰れたのかな、



気にしたってどうしようもないけどね、



歩くこと10分、やっと家に着いた。



「…ただいま…。」

「…」



当然のように返ってこない「おかえり」という言葉。



そんなことわかっているのに、毎回言うのは何故だろう。



虚しさが増すだけなのに、




頭ではわかっているが、心が無意識に求めているのだろうか、

"寂しさ"を埋める何かを。

そんなこと瑠衣は当然気付くはずがなかった。







瑠衣はお風呂などを済ませ、ベッドで横になっていた。



そして、今日の青髪くんの『仲間』という発言を思い出した。



「仲間…ねぇ。」



瑠衣は首にかかっているネックレスを持ちながら、そんな言葉を口にしていた。



「私にも、いつかそんな存在できるのかな…、……美波お姉ちゃん…。」



その言葉は瑠衣の意識と共に静かに消えていった。



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