おかしな婚約破棄の結末は‥⁉︎
「なるほど‥‥だからミント公爵にあそこまで言うことが出来たのだな」

「とても腹が立ちました!キャンディちゃんが可哀想です!!」

「俺もそうは思うが‥キャンディにキャンディのことを言われると違和感があるな」


その通りです。

そして私はなるべく詳しく同時の状況を話します。


「‥‥兎に角、私はアルバイトに行こうとしたら」

「あるばいと?」

「洋菓子店で働いていた普通の学生でなんです‥」

「???」


どうやら向こうの言葉や名前などは通じないようです。
ますますここが以前と違う世界だと実感します。
故に以前いた世界の状況を伝えることは難しいような気がします。
どうしようかと迷っていると手のひらポロリと緑色の石が落ちました。


「あっ‥」


それを拾い上げたフィナンシェ殿下は驚きに目を見開いています。


「こ、これをどこで‥!?」


私は先程の出来事を話しました。
この世界に来たキッカケが男の子に「女の子を助けて欲しい」と言われたこと。
先程、鏡の中で「運命が変わった」と言われた後、男の子が消えるのと同時にこの石が落ちたことを説明したのです。
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