怜悧なCEOの恋情が溢れて、愛に囲われる政略結婚【マカロン文庫溺甘シリーズ2023】
三月、ついに結婚式当日を迎えた。
私は準備に時間がかかるため、束縒よりも先にサンセリテホテルへ向かう。
新婦の控室に入ると真っ先にウエディングドレスに目がいった。
もちろんこの日のために仕立ててもらったものだ。
フレンチスリーブのそれに袖を通す。
スカートのデザインはプリンセスラインで、全体的に花柄の刺繍を施したレースを使用しているのでとても華やかだ。
私の一番のこだわりは、スカートから流れるロングトレーン。
この部分だけはどうしても譲れなかったから、見ているだけでうれしくなってくる。
「本日はおめでとうございます。うわぁ、とてもよく似合ってらっしゃいますね。お綺麗です!」
「久米さん、ありがとう」
控室にかけつけてくれた久米さんが、私の姿を見るなり大げさなくらいに褒めてくれたので、私は照れながらお礼を言った。
スタッフが入れ替わり、今度は美容師さんがやって来る。
髪はティアラに合うようにアップシニヨンに仕上げてもらい、映えるメイクを施してもらった。
「冬璃ちゃん、おめでとう。めちゃくちゃ綺麗だよ」
「あ、伶司くん! 来てくれたのね。ありがとう」
「そりゃ来るだろ。ふたりの結婚式なんだから」
このためにハワイから伶司くんも来てくれて、控室が一気ににぎやかになる。
彼の人柄のせいだろうか。伶司くんがいるだけで場の空気がやわらかいものに変わるから不思議だ。
私は準備に時間がかかるため、束縒よりも先にサンセリテホテルへ向かう。
新婦の控室に入ると真っ先にウエディングドレスに目がいった。
もちろんこの日のために仕立ててもらったものだ。
フレンチスリーブのそれに袖を通す。
スカートのデザインはプリンセスラインで、全体的に花柄の刺繍を施したレースを使用しているのでとても華やかだ。
私の一番のこだわりは、スカートから流れるロングトレーン。
この部分だけはどうしても譲れなかったから、見ているだけでうれしくなってくる。
「本日はおめでとうございます。うわぁ、とてもよく似合ってらっしゃいますね。お綺麗です!」
「久米さん、ありがとう」
控室にかけつけてくれた久米さんが、私の姿を見るなり大げさなくらいに褒めてくれたので、私は照れながらお礼を言った。
スタッフが入れ替わり、今度は美容師さんがやって来る。
髪はティアラに合うようにアップシニヨンに仕上げてもらい、映えるメイクを施してもらった。
「冬璃ちゃん、おめでとう。めちゃくちゃ綺麗だよ」
「あ、伶司くん! 来てくれたのね。ありがとう」
「そりゃ来るだろ。ふたりの結婚式なんだから」
このためにハワイから伶司くんも来てくれて、控室が一気ににぎやかになる。
彼の人柄のせいだろうか。伶司くんがいるだけで場の空気がやわらかいものに変わるから不思議だ。