友達婚~5年もあいつに片想い~
何も知らない周りの女の子達は、大樹を見てキャーキャー言っている。

そいつ実は、子供はいらないとか、言ってるんだぞって、教えてやりたい。

「そう言えば、石黒さん。結婚したんだよね。」

「えーウソー!どんな人と?」

「確か隣の課の……」

その女の子達が、私を見る。

何よ。私が大樹の相手だと、不満なの!?

「こ、怖ーい。行こう。」

「うん。」

女の子達はコソコソと、大樹から離れて行っている。

うーん。困った。

あずの言う通り、無意識のうちに子供作りたくないって言うのなら、私も諦めなきゃいけないのかな。

席に戻ると、大樹から紹介文の依頼が来ていた。

そして、メモ書きが。

【何か困っている事があれば、相談すべし】

いや、あなたの事で悩んでいるんだよおおお!
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