友達婚~5年もあいつに片想い~
そして私が湯船に浸かった時だ。

急にお風呂場の戸が開いた。

「ええっ!?」

そこにいたのは、下半身にタオルを巻く大樹。

私が唖然としている中、大樹は身体をシャワーで洗って、湯船の私の後ろへ座った。

「ちょっと、大樹。」

「いいだろ?夫婦なんだから。」

ザバーンとお風呂のお湯が、湯船から零れる。

と同時に、大樹の身体が私の身体に触れた。

何だろう。

またセックスの時とは、違うような感覚。

「あー、梨衣の身体って、丸くて気持ちいい。」

私は一瞬、体が固まった。

「なにそれ、太ってるっていいたいの?」

「ううん。気にし過ぎだよ。」

大樹は片手で顔を洗うと、私の胸に手を置いた。

「あの……」

「なに?」

「この手は何をしているの?」

「ただ胸に手を置いてるだけ。」

< 47 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop