友達婚~5年もあいつに片想い~
「そんな事されたら、」

「何、感じちゃう?」

大樹の舌が、私の首筋を這う。

「……ん。」

気持ち良くて、声が出ちゃう。

「梨衣は、スケベだな。」

そう言って私を立ち上がらせると、大樹は身体のあちこちに、キスをし始めた。

「大樹……」

「やっぱり梨衣と結婚してよかったよ。」

「なにそれ……」

「エッチな意味じゃないよ。梨衣は絶対、一緒にお風呂入ってくれると思ってたんだよね。」

「それのどこが、エッチな意味じゃないのよ。」

二人で笑い合う声が、お風呂場に響いた。

「課長への報告。ちゃんと、二人でしよう。」

「二人でねぇ……」

そうか。あの課長に“結婚しました”と言うのか。

「黙ってた訳じゃないんだけど、何だかなぁ。」

「大樹も?」
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