大嫌いの先にあるもの【番外編】
「やっぱり春音はこの懐中時計が何かわかっているね」
「どうしてこれがあるの?ジャニスさんに会わなかったんじゃないの?」
「僕が美香の代わりに会って預かったんだよ。春音の言った通り、文字盤の裏にマイクロチップもあったよ」
「警察に、FBIに今すぐ渡さなきゃ」
「最初はそう思ったが、持っている事にした」
「何言ってるの!ギャングに狙われるよ。この懐中時計のせいで美香ちゃんもジャニスさんも命落としたんだよ」
「実は一月程前から誰かに尾行されているんだ。懐中時計を狙って僕を尾行しているのかもしれない」
「まさかそれで家を出たの?」
「美香を巻き込む訳にはいかないからな。春音の願いだろ?美香が生きている事は」
「そうだけど。黒須、危ないよ。すぐにFBIに連絡して」
「懐中時計の事をなんて説明する?五年後の未来から来た春音に忠告されたとでも言うのか?」
「そこは上手く言えばいいじゃない」
目が合うと、突然、黒須に抱きしめられた。
「黒須……」
なんで抱きしめられたのかわからない。
「黒須、どうしたの?」
「もう、自分の気持ちを誤魔化せないんだ」
熱い瞳に見つめられた。
「どうしてこれがあるの?ジャニスさんに会わなかったんじゃないの?」
「僕が美香の代わりに会って預かったんだよ。春音の言った通り、文字盤の裏にマイクロチップもあったよ」
「警察に、FBIに今すぐ渡さなきゃ」
「最初はそう思ったが、持っている事にした」
「何言ってるの!ギャングに狙われるよ。この懐中時計のせいで美香ちゃんもジャニスさんも命落としたんだよ」
「実は一月程前から誰かに尾行されているんだ。懐中時計を狙って僕を尾行しているのかもしれない」
「まさかそれで家を出たの?」
「美香を巻き込む訳にはいかないからな。春音の願いだろ?美香が生きている事は」
「そうだけど。黒須、危ないよ。すぐにFBIに連絡して」
「懐中時計の事をなんて説明する?五年後の未来から来た春音に忠告されたとでも言うのか?」
「そこは上手く言えばいいじゃない」
目が合うと、突然、黒須に抱きしめられた。
「黒須……」
なんで抱きしめられたのかわからない。
「黒須、どうしたの?」
「もう、自分の気持ちを誤魔化せないんだ」
熱い瞳に見つめられた。