恋と、嘘と、憂鬱と。
「うわぁ、荷物いっぱい届いてる!それに部屋すっごく綺麗だし…トイレもお風呂もついてるなんて…和音さんを紹介してくれた玲子さんには本当に感謝だな…」
改めて、部屋を確認し私はそんなことを考えていた。
カフェと同じく白を基調とした部屋は、南向きの窓のおかげもありとても明るい。
部屋の広さは1LDK。お風呂とトイレも別で独立洗面台も完備している。
とりあえず、大まかな荷解きは明日やるとして今日寝る場所とかだけは準備しないと。
そう考え、ダンボールの山の中から、以前こっちに来たときに母と買っておいた枕やマットレスを探す。
その時。
パタパタと、足取り軽く階段を駆け上がる足音が聞こえてきた。
和音さん、ナポリタンできたのかな?
そう思って、部屋の扉の方を振り返ると
「え、だ、誰…?」
そこには、見たこともないくらい可愛い女の子が立っていたのだ。