"全く興味がない"それだけだった
ミケーレと会った日には、大抵荒れているソフィーアがとても嬉しそうに笑っている姿を見て、2人は首を傾げた。


「分かったぞ!アイツが事故に巻き込まれて暫く顔を合わせずに済むのだな」

「いいえ」

「もしかして怪我をしたのかしら?暫くうちには来ないとか」

「残念ながら違いますわ」

「チッ‥」

「クソが」


ミケーレが絡むと口が悪くなるのは、いつもの事である。


「今日はご報告がありますわ」

「嫌な報告ならば後にしてくれ‥‥あの男の顔を思い出すと具合が悪くなる」

「はぁ‥‥本当ね」


重たい溜息が漏れる。
どうやらミケーレの存在に拒否反応が出ているようだ。
ミケーレがソフィーアの婚約者になってからレンドルター伯爵家は迷惑ばかり掛けられている為、我が家にミケーレが来る時は厳戒態勢である。
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