"全く興味がない"それだけだった

ランドリゲス公爵家の都合で婚約は破棄された為、ミケーレとの婚約が持ち上がった際、ソフィーアとレンドルター家はランドリゲス公爵家との繋がりを断ち切れる筈だった。

なのにあの手この手で逃げ道を塞いできたのだ。

勿論、レンドルター伯爵家は仕方なくミケーレをあてがわれる形となり不服である。
そもそも婚約自体に不満があったのだが、受け入れるしかなかった。

ミケーレをカバーする為にランドリゲス公爵、夫人、ソリッドやマルフォでさえ動いていた。

けれどそんなランドリゲス家の努力をたった1人で帳消しにするミケーレの愚かさ。

(馬鹿で助かったわ)

ミケーレの性格に振り回されて散々な思いもしたが、助けられもしたのもまた事実。
ソリッドならばこう簡単にはいかなかっただろう。

ミケーレには今のところ決定的な不貞行為などはないが、待っていて結婚の時期が早まりでもしたらたまらない。

つまり今回が最初で最後のチャンスだ。
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