"全く興味がない"それだけだった
ソフィーアはランドリゲス公爵達に向き直ると、笑顔で答える。




「わたくしったら、婚約破棄を告げられたことが嬉しくて皆様に連絡してしまいましたの‥‥ごめんあそばせ?」




「「「‥」」」

「でも、どうしましょう‥‥今、復縁を迫られておりますの。皆様に期待をさせておいて申し訳ないですわ」


ソフィーアの言葉に、先程まで和やかだった空気が一変する。
鋭い視線がランドリゲス公爵達‥主にソリッドに突き刺さる。


「ふむ‥その男がソフィーア様を苦しめていたと噂の元婚約者ですか」

「ソフィーアとの婚約を破棄するなんて、どうしてそんなことをしたの?正直言って失望だよ。見込みがありそうなのに」

「‥‥‥馬鹿なの?」


ソリッドは困惑した表情を浮かべながらも態度を崩さない。
これだけの圧をサラリと躱すのは、さすがソリッドといった所だろうか。
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