純愛ラビリンス
「理音ちゃん…」


「え、月花あの子知ってるの??」



真彩ちゃんが驚いたようにこちらをみる



「…うん。多分、同じ小学校だったと思う」




そう、あの顔、声、全部が、理音ちゃんだ


背も高くなってて、
声も少し低くなってて、
小学校の時とは全く違うのに
あの時の面影がある
変わってないなぁなんて心の中で呟く


ちょっぴり悲しくて、でもそれ以上に嬉しかった思い出をくれた

懐かしいな…



思い切ったように心愛ちゃんが切り出す




「…私、あの子とお話してみたいな…!」

「…心愛がそんなこと言うの珍しい!
あたしもあの子と仲良くなりたいわ!」



「うん、私も、」

私も…


話しかけて、いいのかな



嫌じゃ、ないかな


不安な感情が顔にでていたのだろうか

真彩ちゃんが慰めてくれた

「…だーいじょうぶだって!あの子だって、月花のこと、きっと覚えてるよ!」


…そうだよね


「…うん、話しかけてみよう!」



_____きっと大丈夫。
理音ちゃんは、覚えててくれてるはず
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