雨宮課長に甘えたい【2022.12.3番外編完結】
流れる川の音に、木の香りがする長方形の檜の浴槽からは湯煙が立ち上る。
来た時よりも濃くなった夜空に輝く星と満月は、何とも風情のある眺めではあるけど……。
「客室露天風呂とは贅沢だな。奈々ちゃん、いい眺めだね」
雨宮課長のせいで景色を楽しんでいる余裕はない。
信じられない事に、今、雨宮課長と一緒に檜の浴槽の中に入っている。
まさか好きって告白して10分後に一緒にお風呂に入る事になるとは……。
しかも、私は今、雨宮課長にすっぽりと包まれるように、雨宮課長の膝の上にいる。私の肩に雨宮課長の顎が乗り、低い声がすぐ耳元でして落ち着かない。
せめてタオルで体を隠したかったけど、ダメって言われて全裸のまま。
両腕で前を隠しているけど、ポッコリお腹が見えてそうで恥ずかしい。
「月がよく見えるよ」
月なんて見ている所ではない。
心臓がバクバクと動いて、これ以上ない程、顔が熱くて、のぼせそう。
こんな風になっているのは体温より高いお湯のせいじゃない。
雨宮課長の引き締まった胸とかお腹とかを直接、背中に感じているから。お尻には何というか男の人のやや硬くなったアレが……。
あー、もう!
記憶喪失前の私は雨宮課長とお風呂に入っていたかもしれないけど、今の私はそんな経験ないんだから、刺激が強すぎて困ってしまう。
雨宮課長は私とこんな事をして恥ずかしくないの?
来た時よりも濃くなった夜空に輝く星と満月は、何とも風情のある眺めではあるけど……。
「客室露天風呂とは贅沢だな。奈々ちゃん、いい眺めだね」
雨宮課長のせいで景色を楽しんでいる余裕はない。
信じられない事に、今、雨宮課長と一緒に檜の浴槽の中に入っている。
まさか好きって告白して10分後に一緒にお風呂に入る事になるとは……。
しかも、私は今、雨宮課長にすっぽりと包まれるように、雨宮課長の膝の上にいる。私の肩に雨宮課長の顎が乗り、低い声がすぐ耳元でして落ち着かない。
せめてタオルで体を隠したかったけど、ダメって言われて全裸のまま。
両腕で前を隠しているけど、ポッコリお腹が見えてそうで恥ずかしい。
「月がよく見えるよ」
月なんて見ている所ではない。
心臓がバクバクと動いて、これ以上ない程、顔が熱くて、のぼせそう。
こんな風になっているのは体温より高いお湯のせいじゃない。
雨宮課長の引き締まった胸とかお腹とかを直接、背中に感じているから。お尻には何というか男の人のやや硬くなったアレが……。
あー、もう!
記憶喪失前の私は雨宮課長とお風呂に入っていたかもしれないけど、今の私はそんな経験ないんだから、刺激が強すぎて困ってしまう。
雨宮課長は私とこんな事をして恥ずかしくないの?