真夏の夜の夢子ちゃん
唇を重ねた途端、これまでと違う甘い香りが洸平を包んだ。
彼女が持ち合わせている香りとキャラメルの香りが合わさった、何とも濃密で甘ったるい香り。
唇を離して、彼女を見つめる。
キスをした時の、この誘ってくるようなとろんとした目が好きだ。
理性などどこかへ行ってしまう。
洸平はもう一度キスをした。
彼女が少し口を開いたので、すかさず自分の舌をねじ込む。
「ん…」と苦しそうに彼女が漏らした声に、興奮を掻き立てられた。
彼女の口の中を舐め回す。
頬の内側も、歯の裏側も。
舌を絡ませては吸って、そしてまた絡ませた。
まだ形の残っていたキャラメルが、2人の口の間を行ったり来たりしている。
このキャラメルもこんなふうに扱われるとは思っていなかっただろうな、とおかしくなった。
くちゅ、くちゃ、というキスの音と彼女の甘い吐息に、意識がもうろうとする。
彼女の反応からすると、きっとこういうことは初めてではないのかもしれない。
他の男ともこんなキスをしたのだろうか。あんな目をして、舌を絡ませたのだろうか。
そんなことが頭をよぎると何だか悔しくなり、洸平はより強く唇を押し付けた。
本当は、彼女に聞きたいことがたくさんある。
名前は何ていうの?
何歳?
どこに住んでるの?
何が好き?
趣味とかある?
休みの日は何してるの?
…俺のこと、どう思ってる?
次にまた会えることがあったら、いろいろ話をしたいと思ってたのに。
実際に彼女を目の前にすると、言葉が出てこない。頭が空っぽになる。
ただ、その瞳や唇に夢中になる。
またいなくなってしまうのではないかと思うから、言葉を交わすよりも彼女と繋がりたいと思う。
体温を感じたい。
洸平は、彼女を強く抱きしめた。
彼女が持ち合わせている香りとキャラメルの香りが合わさった、何とも濃密で甘ったるい香り。
唇を離して、彼女を見つめる。
キスをした時の、この誘ってくるようなとろんとした目が好きだ。
理性などどこかへ行ってしまう。
洸平はもう一度キスをした。
彼女が少し口を開いたので、すかさず自分の舌をねじ込む。
「ん…」と苦しそうに彼女が漏らした声に、興奮を掻き立てられた。
彼女の口の中を舐め回す。
頬の内側も、歯の裏側も。
舌を絡ませては吸って、そしてまた絡ませた。
まだ形の残っていたキャラメルが、2人の口の間を行ったり来たりしている。
このキャラメルもこんなふうに扱われるとは思っていなかっただろうな、とおかしくなった。
くちゅ、くちゃ、というキスの音と彼女の甘い吐息に、意識がもうろうとする。
彼女の反応からすると、きっとこういうことは初めてではないのかもしれない。
他の男ともこんなキスをしたのだろうか。あんな目をして、舌を絡ませたのだろうか。
そんなことが頭をよぎると何だか悔しくなり、洸平はより強く唇を押し付けた。
本当は、彼女に聞きたいことがたくさんある。
名前は何ていうの?
何歳?
どこに住んでるの?
何が好き?
趣味とかある?
休みの日は何してるの?
…俺のこと、どう思ってる?
次にまた会えることがあったら、いろいろ話をしたいと思ってたのに。
実際に彼女を目の前にすると、言葉が出てこない。頭が空っぽになる。
ただ、その瞳や唇に夢中になる。
またいなくなってしまうのではないかと思うから、言葉を交わすよりも彼女と繋がりたいと思う。
体温を感じたい。
洸平は、彼女を強く抱きしめた。