暑い夏は冷たい晴に恋をする


「あのね、夕方に行く展望台のところで、待ち合わせしたいっていうお願いなんですけど」



「はぁ?なんでお前と」


声がでかい!私のボリュー厶に合わせて喋って欲しい。


「えっと、ちっちゃい鳥居があるんだけどそこで2人でお願い事すると結ばれるって噂があるんです」




「めんどくさ。迷信だろ。」



だから声がでかい!周りの視線がさらにチクチク刺さる。きっとみんな気づいてるんだろうな。わたしが鳥居の言い伝えに先生を誘ってるって。、



「とっとにかく待ってますから!」



周りの視線が痛すぎでそこから逃げるように言い残してしまった。大丈夫。きっと来てくれる。…多分大丈夫!!



その後色んな場所を巡ってあっという間に夕方になってしまった。



桜木さんとこうくんに行ってらっしゃいと背中を押され、鳥居の近くの見渡しのいい場所で先生を待つ。


鳥居の前では。学年の男女のカップルの個下にも観光客のカップルで少しだけ列ができている。いいなー。私も先生と並びたいな。、


「天野さん」



きたっ!と思ったけど、そこにいたのは大谷くんだった。少しガッカリしたのは内緒です。


< 131 / 139 >

この作品をシェア

pagetop