ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
「でも、その結果私はここにいます。新たな役目を得て――私は、私で、ここでやるべきことをやります」
「それなら、僕は、僕のやるべきことをやります。わからないことがあったら、また手紙を書いてもいいですか?」
新しくイリアに与えられたのは、魔物の発生を抑えるために彼女の魔力を提供すること。少なくとも、この地域では彼女の存在は役に立っている。
「ええ、手紙を書いてください。私に教えられる限りのことは教えましょう」
まずは、ここから勉強を始めなさい――とイリアがアンセルムに渡したのは、今、机から取り出した紙だった。どの本をどの順で読むか記してあるようだ。
「陛下、アンセルムをよろしくお願いいたします」
「アンセルムは俺の弟だからな。できるだけのことはする。これから、アンセルムには手伝ってもらわなくてはならないことが山のようにあるから」
アンセルムの肩に手を置いたエドが、力強く宣言した。わずかに、イリアの口元に笑みが浮かぶ。
扉が閉じられた時、イリアが深々と頭を下げているのが隙間から見えた。
「それなら、僕は、僕のやるべきことをやります。わからないことがあったら、また手紙を書いてもいいですか?」
新しくイリアに与えられたのは、魔物の発生を抑えるために彼女の魔力を提供すること。少なくとも、この地域では彼女の存在は役に立っている。
「ええ、手紙を書いてください。私に教えられる限りのことは教えましょう」
まずは、ここから勉強を始めなさい――とイリアがアンセルムに渡したのは、今、机から取り出した紙だった。どの本をどの順で読むか記してあるようだ。
「陛下、アンセルムをよろしくお願いいたします」
「アンセルムは俺の弟だからな。できるだけのことはする。これから、アンセルムには手伝ってもらわなくてはならないことが山のようにあるから」
アンセルムの肩に手を置いたエドが、力強く宣言した。わずかに、イリアの口元に笑みが浮かぶ。
扉が閉じられた時、イリアが深々と頭を下げているのが隙間から見えた。