ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
彼女がどんな想いで前国王との結婚を決めたのかはわからない。それでも、アンセルムとの間には確かな絆がある。
誰も口を開く気にはなれず、無言のまま中庭へと戻る。
エドとヨアキムが並んでなにやら話している後ろ姿を見ながら、シアはふたりのあとを追った。
「あなたは、それでいいのですか?」
「それでって?」
エドから離れてこちらに来たヨアキムが声をかけてきて、シアはいったん足を止める。
「呪いを操り、瘴気を集め、魔物を生み出すようなやつらですよ。そんなやつらと協力することを、聖女のあなたは許すのですか?」
「うーん。アンセルム様が、イリア様みたいな方向に進むんだったら、お尻をひっぱたいてでも止める必要があると思うんですね。でも、陛下が側にいたら大丈夫だと思うんですよ」
瘴気を操る術を持っていると言うのなら、見方を変えれば発生させない方法を見つけ出すことができるかもしれない。
呪いについても同様だ。だいたい、シアだって呪いを操る術は持っているのだ。今さらと言えば今さらである。
誰も口を開く気にはなれず、無言のまま中庭へと戻る。
エドとヨアキムが並んでなにやら話している後ろ姿を見ながら、シアはふたりのあとを追った。
「あなたは、それでいいのですか?」
「それでって?」
エドから離れてこちらに来たヨアキムが声をかけてきて、シアはいったん足を止める。
「呪いを操り、瘴気を集め、魔物を生み出すようなやつらですよ。そんなやつらと協力することを、聖女のあなたは許すのですか?」
「うーん。アンセルム様が、イリア様みたいな方向に進むんだったら、お尻をひっぱたいてでも止める必要があると思うんですね。でも、陛下が側にいたら大丈夫だと思うんですよ」
瘴気を操る術を持っていると言うのなら、見方を変えれば発生させない方法を見つけ出すことができるかもしれない。
呪いについても同様だ。だいたい、シアだって呪いを操る術は持っているのだ。今さらと言えば今さらである。