大嫌いと言われた元カレに再会したら、息子ごと溺愛が待っていました
「今日はパーティーをしましょう。秀也くん、おばあちゃんの家でケーキを作らない?」
「ケーキ? 大好き! ねぇ、もう一人のおばあちゃんも呼んでいい?」
「そうね! そうしましょう! 孫を愛でる会の発足ね!」
「めでるかい?」
訳がわからず首を傾げる秀也を見てくすくすと笑いを漏らす。早速とばかりに私は母に連絡を取らされる。そしてなぜか拓也と二人で玄関に追いやられてしまった。
「え。お義母さん?」
また嫌われてしまったのだろうかと悲しくなっていると、和やかな顔で告げられる。
「たまには二人きりでデートしてきなさい。秀也くんがそう言ったのよ」
「秀也が?」
「僕がいるから、お母さんとお父さんはいちゃいちゃできないんだって。あの子、ませてるわね」
「え、え……」
キスシーンを見られていたことを思い出し、頬が熱くなるのを抑えられない。
「おばあちゃんが二人いるんだから、秀也くんの面倒は見られるわ。遅くなったら泊まってきてもいいから。うちに迎えに来なさい」
ぐいぐいと背中を押され、部屋を追い出される。中から秀也の「いってらっしゃーい」という楽しげな声が響いた。私たちは玄関を出て顔を見合わせる。
「いいのかな?」
「いいんだろう。俺も嬉しいし」
「嬉しい?」
「当たり前だろ。秀也に感謝だな。ほら、行こう」
後ろ髪を引かれながらも、私も拓也と二人きりになれるのは嬉しい。
助手席に乗り込むと彼はすぐさま車を走らせた。
「ケーキ? 大好き! ねぇ、もう一人のおばあちゃんも呼んでいい?」
「そうね! そうしましょう! 孫を愛でる会の発足ね!」
「めでるかい?」
訳がわからず首を傾げる秀也を見てくすくすと笑いを漏らす。早速とばかりに私は母に連絡を取らされる。そしてなぜか拓也と二人で玄関に追いやられてしまった。
「え。お義母さん?」
また嫌われてしまったのだろうかと悲しくなっていると、和やかな顔で告げられる。
「たまには二人きりでデートしてきなさい。秀也くんがそう言ったのよ」
「秀也が?」
「僕がいるから、お母さんとお父さんはいちゃいちゃできないんだって。あの子、ませてるわね」
「え、え……」
キスシーンを見られていたことを思い出し、頬が熱くなるのを抑えられない。
「おばあちゃんが二人いるんだから、秀也くんの面倒は見られるわ。遅くなったら泊まってきてもいいから。うちに迎えに来なさい」
ぐいぐいと背中を押され、部屋を追い出される。中から秀也の「いってらっしゃーい」という楽しげな声が響いた。私たちは玄関を出て顔を見合わせる。
「いいのかな?」
「いいんだろう。俺も嬉しいし」
「嬉しい?」
「当たり前だろ。秀也に感謝だな。ほら、行こう」
後ろ髪を引かれながらも、私も拓也と二人きりになれるのは嬉しい。
助手席に乗り込むと彼はすぐさま車を走らせた。