23時のシンデレラ〜ベッドの上で初めての魔法をかけられて〜
俺の言葉に、少しだけ安心したのも束の間、美弥は、怪訝な顔をした。
「えっと、でも身体じゃないなら……その、どうして?」
俺の顔を見ながら、美弥が顔を赤くした。
ーーーー成程ね。俺が、身体だけが目当てで、ミャーごと美弥を、持ち帰ったと思ってる訳だ。
昨日は、美弥をダイニングチェアに座らせて、リラックス効果のあるアップルティーを飲ませたら、余程疲れていたのか、美弥は、眠ってしまった。
可愛い寝顔に、正直、すぐにでも、俺のものにしたかったが、美弥を起こすのが可哀想で、何とか紙切れ一枚の理性で、欲望を抑え込んだ俺の努力も分かって欲しい。
「単刀直入に言うよ、コンビニで一目惚れした。だから、俺の婚約者になって欲しい」
「へ?」
美弥は、俺を見ながら、何度も大きな黒目をパチクリとさせて、小さな口は、ポカンと開いている。
「一目惚れ?……こ、婚約者?」
「そ。美弥に一目惚れした。俺、安堂不動産って知ってる?そこで、副社長やってんの」
「え!安堂不動産ってあの……?」
「そうだよ」
「そんなのっ……わ、私には無理っ!バイトもあるし」
案の定、美弥が、顔の前で手をぶんぶん振っている。
「えっと、でも身体じゃないなら……その、どうして?」
俺の顔を見ながら、美弥が顔を赤くした。
ーーーー成程ね。俺が、身体だけが目当てで、ミャーごと美弥を、持ち帰ったと思ってる訳だ。
昨日は、美弥をダイニングチェアに座らせて、リラックス効果のあるアップルティーを飲ませたら、余程疲れていたのか、美弥は、眠ってしまった。
可愛い寝顔に、正直、すぐにでも、俺のものにしたかったが、美弥を起こすのが可哀想で、何とか紙切れ一枚の理性で、欲望を抑え込んだ俺の努力も分かって欲しい。
「単刀直入に言うよ、コンビニで一目惚れした。だから、俺の婚約者になって欲しい」
「へ?」
美弥は、俺を見ながら、何度も大きな黒目をパチクリとさせて、小さな口は、ポカンと開いている。
「一目惚れ?……こ、婚約者?」
「そ。美弥に一目惚れした。俺、安堂不動産って知ってる?そこで、副社長やってんの」
「え!安堂不動産ってあの……?」
「そうだよ」
「そんなのっ……わ、私には無理っ!バイトもあるし」
案の定、美弥が、顔の前で手をぶんぶん振っている。