23時のシンデレラ〜ベッドの上で初めての魔法をかけられて〜
「うん……親戚の家に居候させてもらって、新聞配達とコンビニのバイトで、何とか高校卒業して、その後家を出て、奨学金で短大でたの」
「そっか……ごめんな……何にも力になってやれなくて」
「違うよっ、私が千歳くんに黙って引っ越したから……」
「うん。あのあと、結構探したんだよ、父さんも母さんも、美弥を引き取るつもりだったからさ。僕も美弥とずっと一緒に居れると思ってたから」
ーーーー知らなかった。あの後、千歳くんやおじさん、おばさんが探してくれて居たなんて。
「ごめんなさい……」
「怒ってないよ、またこうして会えたしね」
千歳の真っ直ぐに向けられる瞳と言葉に、安心して涙が出そうだ。
「今まで偉かったな」
千歳は大きな掌で私の頭をポンと叩いた。
小さな頃とは違う大人の男の人の掌に、頬が熱くなる。
「千歳くん……ありがとう」
「うん、あとさ、これからは僕に頼ってね、せっかく同じ部署で、幼なじみなんだし」
「え……あ、うん」
千歳は、ふわりと笑うとようやく、カタログを開き始める。
「そっか……ごめんな……何にも力になってやれなくて」
「違うよっ、私が千歳くんに黙って引っ越したから……」
「うん。あのあと、結構探したんだよ、父さんも母さんも、美弥を引き取るつもりだったからさ。僕も美弥とずっと一緒に居れると思ってたから」
ーーーー知らなかった。あの後、千歳くんやおじさん、おばさんが探してくれて居たなんて。
「ごめんなさい……」
「怒ってないよ、またこうして会えたしね」
千歳の真っ直ぐに向けられる瞳と言葉に、安心して涙が出そうだ。
「今まで偉かったな」
千歳は大きな掌で私の頭をポンと叩いた。
小さな頃とは違う大人の男の人の掌に、頬が熱くなる。
「千歳くん……ありがとう」
「うん、あとさ、これからは僕に頼ってね、せっかく同じ部署で、幼なじみなんだし」
「え……あ、うん」
千歳は、ふわりと笑うとようやく、カタログを開き始める。