23時のシンデレラ〜ベッドの上で初めての魔法をかけられて〜
私は、タイムカードを押すと、更衣室で着替え始める。他の営業アシスタントは、麻美含めてまだ残業中だ。今日は初日だからと、千歳が、定時に上がらせてくれたのだ。
制服を、ロッカーに掛けて、紺色のワンピースに、足をかけた時だった。更衣室の扉が開き、
ピンヒールの足音が、聞こえてきた。
「お疲れ様」
一つ括りにしていた、ベージュの髪のゴムを外せば、ふわりと甘い香りがする。
「お疲れ様です」
実花子は、視線を私に向けると、頭から爪先まで二往復させた。
「胸はBカップ程度ね、颯、大きめが好きな筈だけど」
私は、実花子の少なくともDカップはある豊満なボディを眺めると、さっとワンピースに袖を通した。
「……えっと、私に何か用ですか?」
実花子は、秘書だから、社則で制服の着用は、しなくて良いことになっている。
先程、ロッカーから、鞄を取り出したまま、じっと、こちらに向けられている実花子の視線が、気になった。
「……私、颯と付き合ってたの」
実花子が、牽制するように私の目を真っ直ぐに見つめながら言葉に吐いた。
(実花子さんが、颯の……元カノ……)
鼓動がトクトク早くなっていく。こんな綺麗な人が颯と……。
「そう、なんですか」
棒読みのような返事になってしまった。
颯に恋人が居たことなど、当たり前な筈なのに、予想以上に、ショックだと感じる自分が居た。
制服を、ロッカーに掛けて、紺色のワンピースに、足をかけた時だった。更衣室の扉が開き、
ピンヒールの足音が、聞こえてきた。
「お疲れ様」
一つ括りにしていた、ベージュの髪のゴムを外せば、ふわりと甘い香りがする。
「お疲れ様です」
実花子は、視線を私に向けると、頭から爪先まで二往復させた。
「胸はBカップ程度ね、颯、大きめが好きな筈だけど」
私は、実花子の少なくともDカップはある豊満なボディを眺めると、さっとワンピースに袖を通した。
「……えっと、私に何か用ですか?」
実花子は、秘書だから、社則で制服の着用は、しなくて良いことになっている。
先程、ロッカーから、鞄を取り出したまま、じっと、こちらに向けられている実花子の視線が、気になった。
「……私、颯と付き合ってたの」
実花子が、牽制するように私の目を真っ直ぐに見つめながら言葉に吐いた。
(実花子さんが、颯の……元カノ……)
鼓動がトクトク早くなっていく。こんな綺麗な人が颯と……。
「そう、なんですか」
棒読みのような返事になってしまった。
颯に恋人が居たことなど、当たり前な筈なのに、予想以上に、ショックだと感じる自分が居た。