23時のシンデレラ〜ベッドの上で初めての魔法をかけられて〜
「美弥……?」
余程、疲れていたのか、俺のマンションの駐車場に着いた頃には、美弥は、隣で気持ちよさそう眠っている。軽くゆするが起きる気配はなかった。
「これじゃ、昨日と同じだな」
俺は、美弥を横抱きにすると、エレベーターにのり、自宅扉のロックを指紋認証で解除した。
玄関先で、美弥の靴擦れに、ひびかないようにそっとパンピスを脱がして、放り投げる。
「ニャーン……」
トトトトッと小走りで、ミャーが、玄関先で出迎えてくれた。
「ただいま、飯だよな、ちょっと待ってろ」
俺は、寝室扉を開けて、美弥をベッドにそっと下ろすと、黒の毛布をかけた。美弥は、髪にそっと触れても、身動きひとつせずに、すやすやと寝息を立てている。
「初めてキスされたクセに、俺の前で、安心しきって寝てんじゃねぇよ」
綺麗な長い黒髪を漉く様に撫でてから、親指でピンク色の可愛らしい小さな唇に触れる。
薄めの上唇に、少しだけぽってりとした下唇。
さっき、この唇を初めて奪ったのが、自分だということに、自然と口角があがる。
「なぁ……初めてが俺で、嫌じゃなかったって事だよな?」
美弥からの返事が、ないのは分かってて、言葉に吐いた。
キス一つであんなに緊張したのは、初めてかもしれない。ギリギリまで、美弥の気持ちが
掴みきれなくて。美弥が、俺のキスを拒んだらどうしようかと思ったから。
そのクセ、いざ美弥にキスを受け入れてもらった歯止めが利かなくて、美弥の唇を離したくなくなった。美弥の全部が,欲しくなって、止まらなかった。
あの時、大きな黒い瞳を潤ませて、艶っぽい顔をした美弥と目が合わなかったら、助手席ごと押し倒してたかもしれない。その位、あの時はもう理性なんてもんは、なかった。
ーーーー美弥との甘いキスに夢中になりすぎて。
余程、疲れていたのか、俺のマンションの駐車場に着いた頃には、美弥は、隣で気持ちよさそう眠っている。軽くゆするが起きる気配はなかった。
「これじゃ、昨日と同じだな」
俺は、美弥を横抱きにすると、エレベーターにのり、自宅扉のロックを指紋認証で解除した。
玄関先で、美弥の靴擦れに、ひびかないようにそっとパンピスを脱がして、放り投げる。
「ニャーン……」
トトトトッと小走りで、ミャーが、玄関先で出迎えてくれた。
「ただいま、飯だよな、ちょっと待ってろ」
俺は、寝室扉を開けて、美弥をベッドにそっと下ろすと、黒の毛布をかけた。美弥は、髪にそっと触れても、身動きひとつせずに、すやすやと寝息を立てている。
「初めてキスされたクセに、俺の前で、安心しきって寝てんじゃねぇよ」
綺麗な長い黒髪を漉く様に撫でてから、親指でピンク色の可愛らしい小さな唇に触れる。
薄めの上唇に、少しだけぽってりとした下唇。
さっき、この唇を初めて奪ったのが、自分だということに、自然と口角があがる。
「なぁ……初めてが俺で、嫌じゃなかったって事だよな?」
美弥からの返事が、ないのは分かってて、言葉に吐いた。
キス一つであんなに緊張したのは、初めてかもしれない。ギリギリまで、美弥の気持ちが
掴みきれなくて。美弥が、俺のキスを拒んだらどうしようかと思ったから。
そのクセ、いざ美弥にキスを受け入れてもらった歯止めが利かなくて、美弥の唇を離したくなくなった。美弥の全部が,欲しくなって、止まらなかった。
あの時、大きな黒い瞳を潤ませて、艶っぽい顔をした美弥と目が合わなかったら、助手席ごと押し倒してたかもしれない。その位、あの時はもう理性なんてもんは、なかった。
ーーーー美弥との甘いキスに夢中になりすぎて。