23時のシンデレラ〜ベッドの上で初めての魔法をかけられて〜
1か月前、弁当を買いに、毎日通っていた、コンビニで、美弥を見かけた時、『綾乃』の名札でほとんど直感的に、俺の探していた美弥だと気づいた。
美弥にはとても言えないが、何度か美弥の跡をつけて自宅まで行ったことも、一度や二度じゃない。これじゃ、ストーカーだなと何度、自虐的に呟いたことかーーーー。
それでも、1か月待ったのは、声をかけるとして、何時にコンビニの仕事が終わるのか分からなかったのもあるし、何より、美弥に恋人が居ないか、どうか知りたかったからだ。美弥に今、好きな人が居て、幸せなら、諦めようと決めていた。
ーーーー美弥の心が1番大切だから。
「えと……颯、お昼ご飯、何がいい?」
俺の抱っこに耐えきれなくなった美弥が、先に言葉を発した。
「作ってくれんの?」
「うん……大したものは、作れないけど」
「じゃあ、オムライス」
子供っぽかっただろうか?と一瞬頭に過ぎったが、美弥は嬉しそうに頷いた。
「じゃあ……その、離して」
「美弥から、キスしてくれたら離してやるよ」
大きな瞳をこれでもかと見開いた美弥は、ブンブンと赤い顔を振っている。
ーーーー「じゃあ、離さない」
美弥にはとても言えないが、何度か美弥の跡をつけて自宅まで行ったことも、一度や二度じゃない。これじゃ、ストーカーだなと何度、自虐的に呟いたことかーーーー。
それでも、1か月待ったのは、声をかけるとして、何時にコンビニの仕事が終わるのか分からなかったのもあるし、何より、美弥に恋人が居ないか、どうか知りたかったからだ。美弥に今、好きな人が居て、幸せなら、諦めようと決めていた。
ーーーー美弥の心が1番大切だから。
「えと……颯、お昼ご飯、何がいい?」
俺の抱っこに耐えきれなくなった美弥が、先に言葉を発した。
「作ってくれんの?」
「うん……大したものは、作れないけど」
「じゃあ、オムライス」
子供っぽかっただろうか?と一瞬頭に過ぎったが、美弥は嬉しそうに頷いた。
「じゃあ……その、離して」
「美弥から、キスしてくれたら離してやるよ」
大きな瞳をこれでもかと見開いた美弥は、ブンブンと赤い顔を振っている。
ーーーー「じゃあ、離さない」