23時のシンデレラ〜ベッドの上で初めての魔法をかけられて〜
コンコンとノックの音と同時に、北沢が、部屋に入ってくる。
「あのな、入れって言われてから、入れよ」
北沢は、長めの前髪を掻き上げると、ソファーに座る俺の前に腰掛けた。
「僕だって、副社長としてのお話でしたら、入れと言われてから入りますよ」
俺が、個人的な理由で呼び出した事は、北沢にはバレてるらしい。
「それ、どういう意味?」
「こっちの台詞なんですけど?」
北沢が、珍しく挑発的な瞳を俺に向ける。なら、先制攻撃をかけるまでだ。
「美弥は、俺の婚約者なんで、個人的なライン及び会話、接触、全て禁止な」
「婚約者?」
北沢の端正な顔は、嫌悪感を露わにして歪む。
「颯先輩、悪いですけど女遊びは、美弥以外でお願いしますよ」
「は?誰が、美弥、呼び捨てにしてんだよ」
「それは、こっちの台詞ですね、僕、美弥とは幼なじみなんで。なんなら、美弥の両親と僕の両親は僕達を結婚させてがってましたから」
ーーーー幼なじみ……?許嫁ってことか?美弥と北沢が?
俺は、目の前にぶら下がっている北沢のネクタイを、ぐいと引き寄せた。
「あのな、入れって言われてから、入れよ」
北沢は、長めの前髪を掻き上げると、ソファーに座る俺の前に腰掛けた。
「僕だって、副社長としてのお話でしたら、入れと言われてから入りますよ」
俺が、個人的な理由で呼び出した事は、北沢にはバレてるらしい。
「それ、どういう意味?」
「こっちの台詞なんですけど?」
北沢が、珍しく挑発的な瞳を俺に向ける。なら、先制攻撃をかけるまでだ。
「美弥は、俺の婚約者なんで、個人的なライン及び会話、接触、全て禁止な」
「婚約者?」
北沢の端正な顔は、嫌悪感を露わにして歪む。
「颯先輩、悪いですけど女遊びは、美弥以外でお願いしますよ」
「は?誰が、美弥、呼び捨てにしてんだよ」
「それは、こっちの台詞ですね、僕、美弥とは幼なじみなんで。なんなら、美弥の両親と僕の両親は僕達を結婚させてがってましたから」
ーーーー幼なじみ……?許嫁ってことか?美弥と北沢が?
俺は、目の前にぶら下がっている北沢のネクタイを、ぐいと引き寄せた。