green mist ~あなただから~
「実は…… 良介がテストで半分以上の点を取ったんです。今まで、書けないから勉強が出来ないと思っていたんですが、ちゃんと理解をしている事に気付いたんです。先生も、驚いていて、タブレットで答えを入力する方法を考えて下さる事になったんです」
「そうか。良かったなあ。良介くん」
俺は、良介の頭を撫でた。
「うん」
「親なのに気付いてやれなくて。最近よく本や新聞読んでいるですけど、読めない字は一度教えると、覚えてしまうようで…… 本当に、お二人のお陰です。学校でもお友達が出来たようで……」
母親も、ほっとしたように良介を見た。
「そうなの? 良かった」
彼女は、嬉しそうに良介がケーキを食べる姿を見ていた。
「良介くんは、パソコンの入力を覚えるのも早いです。他の子より、優れている事があるんじゃないかと思います。出来る事を伸ばしてあげたいですね。」
「良かったな、良介。褒めてもらえて」
父親も嬉しそうに良介を見て言った。
「そういえば、おじさん、喧嘩強いね?」
良介が興味ありげに俺を見た。
「あれは、喧嘩じゃない。小さい頃から、空手を習っていたんだ」
「えーっ。弁護士になる勉強していたんじゃないの?」
良介が不思議そうに言った。
「両親も弁護士だけど、時には危険な時もあるからと勉強より、体力作りの方が一生懸命やっていたかもな」
「へえー。ねえ、パパ、僕、空手を習いたい」
「おお。良介が運動したいなんて、珍しいな」
「うん。僕ね、弁護士になるんだ!」
「へー」
大人全員が口をそろえて言った。
「今度、法律の本を貸してやるよ。この仕事をやっていても、書くことは本当に少ないです。PC入力がほとんどです。良介くんが弁護士試験を受けるころには、色々と変わってきているでしょう。」
これから先、合理的配慮が当たり前になり、子供達にも色々な可能性が増えて行く事を望む。その為に、大人達が出来る事をやらなければならない。
「おじささん、ありがとう。そしてね。僕、ねえちゃんと結婚するんだ」
なに!
「そうか。良かったなあ。良介くん」
俺は、良介の頭を撫でた。
「うん」
「親なのに気付いてやれなくて。最近よく本や新聞読んでいるですけど、読めない字は一度教えると、覚えてしまうようで…… 本当に、お二人のお陰です。学校でもお友達が出来たようで……」
母親も、ほっとしたように良介を見た。
「そうなの? 良かった」
彼女は、嬉しそうに良介がケーキを食べる姿を見ていた。
「良介くんは、パソコンの入力を覚えるのも早いです。他の子より、優れている事があるんじゃないかと思います。出来る事を伸ばしてあげたいですね。」
「良かったな、良介。褒めてもらえて」
父親も嬉しそうに良介を見て言った。
「そういえば、おじさん、喧嘩強いね?」
良介が興味ありげに俺を見た。
「あれは、喧嘩じゃない。小さい頃から、空手を習っていたんだ」
「えーっ。弁護士になる勉強していたんじゃないの?」
良介が不思議そうに言った。
「両親も弁護士だけど、時には危険な時もあるからと勉強より、体力作りの方が一生懸命やっていたかもな」
「へえー。ねえ、パパ、僕、空手を習いたい」
「おお。良介が運動したいなんて、珍しいな」
「うん。僕ね、弁護士になるんだ!」
「へー」
大人全員が口をそろえて言った。
「今度、法律の本を貸してやるよ。この仕事をやっていても、書くことは本当に少ないです。PC入力がほとんどです。良介くんが弁護士試験を受けるころには、色々と変わってきているでしょう。」
これから先、合理的配慮が当たり前になり、子供達にも色々な可能性が増えて行く事を望む。その為に、大人達が出来る事をやらなければならない。
「おじささん、ありがとう。そしてね。僕、ねえちゃんと結婚するんだ」
なに!