冷徹冷酷な極上イケメンは幼なじみを甘く激しく溺愛したい。
「「ごちそうさまでした」」
ふたりでごちそうさまをした。伊織という2人きりで食べるのは久しぶりでいつもより食事が楽しく感じた。
「どれも美味しかった!」
「空音が喜んでくれてよかった」
食器を片付けながら微笑む伊織。
ドキドキ……。あれ、今日私って何回伊織の笑顔を見たっけ……。ドキドキしすぎて覚えてないな。学校とかだとあまり笑わないからギャップがすごい。
「あ、手伝うよ!」
「いーよ。今日は空音はゆっくりしてて?」
「……いいの?」
食器を洗うくらいしなくちゃという思ったのにやんわりと断られてしまい、言い返せなくなった。
今日の伊織、優しい……。
いつも優しいけど今日はいつもより優しい。なんか違和感……。
「わかった。お言葉に甘えてリビングで待ってるね」
「うん」
ぽん、と私の頭を撫でる。
食器を洗う伊織を見ながら、不思議に思うばかりだった。