2番ではダメですか?~腹黒御曹司は恋も仕事もトップじゃなきゃ満足しない~
終業後、会社を出る生野課長のあとをつける。
出てすぐにタクシーに乗られたが、幸いすぐあとのタクシーが拾えたし、運転手さんが大変理解のある方で、ノリノリで追いかけてくださった。
十五分ほどで生野課長の乗ったタクシーが止まり、私も慌てて降りる。
彼はすぐ前にあるカフェに入っていくので、部長に報告してから私も店に入った。
中に入り、店内を見渡す。
……やっぱり。
一番奥の席に座っている、花恋さんの姿が見えた。
さらに、その前の椅子に座る生野課長も。
店員に断り、バレないように少し離れた席に座って、メニューも見ずにアイスコーヒーを注文した。
……なに、話しているんだろ?
ここからはなにを話しているのか聞こえないが、ふたりが会っているのがわかっただけで十分だ。
こっそり携帯をかまえてふたりの姿を写真に収め、念のために部長にも送る。
出てきたアイスコーヒーを一気飲みし、席を立った。
……あとは、バレないようにここを去るだけ。
会計をしながらどくん、どくんと心臓が大きく鼓動する。
決済し終わり、出口を向こうとした瞬間。
――誰かに肩を、叩かれた。
出てすぐにタクシーに乗られたが、幸いすぐあとのタクシーが拾えたし、運転手さんが大変理解のある方で、ノリノリで追いかけてくださった。
十五分ほどで生野課長の乗ったタクシーが止まり、私も慌てて降りる。
彼はすぐ前にあるカフェに入っていくので、部長に報告してから私も店に入った。
中に入り、店内を見渡す。
……やっぱり。
一番奥の席に座っている、花恋さんの姿が見えた。
さらに、その前の椅子に座る生野課長も。
店員に断り、バレないように少し離れた席に座って、メニューも見ずにアイスコーヒーを注文した。
……なに、話しているんだろ?
ここからはなにを話しているのか聞こえないが、ふたりが会っているのがわかっただけで十分だ。
こっそり携帯をかまえてふたりの姿を写真に収め、念のために部長にも送る。
出てきたアイスコーヒーを一気飲みし、席を立った。
……あとは、バレないようにここを去るだけ。
会計をしながらどくん、どくんと心臓が大きく鼓動する。
決済し終わり、出口を向こうとした瞬間。
――誰かに肩を、叩かれた。