婚約者と親友に裏切られたので、大声で叫んでみました
「なっ……何をする! 無礼な!」
「無礼? 無礼なのはどちらだ? なぁ、エドワード」
「はっ! 申し訳ございません」
バベル様に跪き、頭を垂れているのは、シリウス殿下の父親。この国の国王様だ。
(なに? 一体、どういうこと?)
あり得ない事態に、わたしも周囲の人間も戸惑うことしかできない。殿下も目を丸くして、父親を凝視していた。
「陛下、一体何を! そいつは俺の同級生で……」
「無礼者!」
次の瞬間、シリウス殿下は、国王様に張り倒されていた。あまりの出来事に背筋が凍る。バベル様だけが、威風堂々とした佇まいで、事態を見ていた。
「この方……このお方はっ! このリゼリア帝国の皇太子、バベル殿下なのだぞ!」
「……皇太子、だぁ⁉」
思わぬ事実の露見に、わたしとシリウス殿下が顔を見合わせる。
「無礼? 無礼なのはどちらだ? なぁ、エドワード」
「はっ! 申し訳ございません」
バベル様に跪き、頭を垂れているのは、シリウス殿下の父親。この国の国王様だ。
(なに? 一体、どういうこと?)
あり得ない事態に、わたしも周囲の人間も戸惑うことしかできない。殿下も目を丸くして、父親を凝視していた。
「陛下、一体何を! そいつは俺の同級生で……」
「無礼者!」
次の瞬間、シリウス殿下は、国王様に張り倒されていた。あまりの出来事に背筋が凍る。バベル様だけが、威風堂々とした佇まいで、事態を見ていた。
「この方……このお方はっ! このリゼリア帝国の皇太子、バベル殿下なのだぞ!」
「……皇太子、だぁ⁉」
思わぬ事実の露見に、わたしとシリウス殿下が顔を見合わせる。