一期一会。−2−
「…君が、例の子?」

『…え?』

有功の存在感が大きすぎて気が付かなかったけど、後ろに人がいた。

焦げ茶の髪に、トロンとしたおっとり目を持つ童顔男子が立っていた。

び、美少年…っ!!

目の保養どころの話ではない。

彼は無口らしく、短く言葉を切る。

「…翡翠の、永見刻−ナガミ トキ−」

『…あ、奥薗彩羽です!

 よろしくお願いします!』

なんか、眠たそうだけど大丈夫かな?

まさか、寝起きとか…?

叩き起こされたのでは…とオロオロしていたら、

「…別に、心配ない。

 来たくて、来たから」

永見さんは、私の瞳をジッと見つめて言う。

あー、この人めっちゃ可愛い。

ロボットみたいだけど、カタコトがまた良い。

一人で萌えていた。

『中へどうぞ』

美形が二人は目立つので、とりあえず家の中へ呼び込む。

いや…男6人(全員イケメン)を集める私って何…?罪では?

こんなことが起こってもいいのだろうか…。




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